極薄電磁鋼帯適用のメリット
単体での鉄損を比較すると、アモルファス、フェライトが優れています。しかし・・・
部品の大きさ、銅線を含んだ全体の損失を考慮すると、評価は変わってきます。
極薄電磁鋼帯は、高い飽和磁束密度と低い鉄損により小型でも十分な出力を出せます。このため、銅線の使用量も少なく、銅線による損失も小さくできま す。
この結果、極薄電磁鋼帯は、優れたコストパフォーマンスを示すことになります。
部品に組み込んだときに、その体積、銅線の損失を含んだ全損失、価格を考慮すると極薄電磁鋼板は優れたコストパフォーマンスを示します。